日本初大規模展が開催されるバスキア。その魅力とは!
初めまして、タツヤです。
突然ですが、この絵を見たことはないでしょうか?
ZOZOTOWNの前澤さんが所有していることでも知られるバスキアの絵です。
27年という短い生涯の中で3000点以上もの作品を残しているバスキアの日本初大規模展が2019年9月21日より、東京の森アーツセンターギャラリーで開催されます。
レオナルド・ディカプリオも彼の熱狂的なファンでありコレクターでもあります。
そんなディカプリオの最新主演作はコチラ。
「ONCE UPON A TIME IN HOLLYWOOD(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド)」
そんな数々の著名人を魅了するジャン=ミシェル・バスキアの魅力に迫っていきます。
バスキアってどんな人?
バスキアは1960年12月22日にニューヨークのブルックリンで生まれます。
小さい頃から絵を描いて、17歳の頃から地下鉄やスラム街の壁にスプレーペインティングを始めます。
高校を中退したバスキアは友人の家を転々としながら、Tシャツやポストカードに絵を描いて販売して生計を立てていました。
この時にMoMAの前でも販売してたんですね!
また、頻繁にクラブに出入りをしてアーティストとの人脈を広げる活動もしていました。
そんな中、キース・ヘリングやバーバラ・クルーガーに出会い業界人との繋がりもさらに増えていきました。
また、絵だけではなくバンド活動や映画、ミュージックビデオなどにも出演していました。
この頃アンディ・ウォーホルと出会い、バスキアはウォーホルに自作のサンプルをプレゼントし、才能を見抜いたウォーホルはのちにバスキアとコラボもしています。
バスキアの絵の特徴
バスキアは新たな具象表現的な要素を取り入れて、3000点もの作品を残しました。
バスキアの絵の多くに頭蓋骨をフォーカスした作品があります。これは、「グレイの解剖学」という本を小さい頃交通事故で入院していた頃に母親からもらいます。この本が大きく影響しています。
また、黒人の歴史やハノイ人の父が信仰していたブゥードゥー教などにも影響されています。
バスキアの元恋人は有名なあの人
僕も初めて知ったときはびっくりしましたが、絵を描く以外にもバンドや映画、ミュージックビデオ出演。そして、音楽プロデュースもしていました。
その元恋人が今やビッグスターになった無名時代の『マドンナ』です。
プレイヤーの才能のみならず、人の才能を見抜くセンスもあったんですね!
アンディ・ウォーホルとのコラボ
1984年から85年の間、バスキアはウォーホルとのコラボ活動に重点を置いていました。
1987年のウォーホルの死後バスキアは孤立を深めて、薬物依存がさらに悪化しうつ状態になります。そして翌1988年にヘロインのオーバードーズで27歳の若さで亡くなりました。
活動期間10年という短い間に 3000点以上もの作品を残し、様々な人に影響を与えました。
ウォーホルの作品はコチラ↓
バスキア展「メイド・イン・ジャパン」
そんなバスキアの日本初大規模店が2019年9月21日〜11月17日まで、東京の森アーツセンターギャラリーで行われます。
1980年代のアートシーンに突如現れて去っていったバスキア。
ぜひ一度、バスキアのエネルギッシュな人生に触れてみてはいかがでしょうか。