映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」はヤバイ!

どうも、タツヤです。

9月13日に公開した小栗旬さん主演の映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」を観てきました。

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一言でいうと、とにかくヤバイ!!!!!!!

凄すぎる。。。笑

 

今回は僕目線での映画、人間失格の凄さを書いていこうと思います!

人間失格って? 

そもそも人間失格とは、太宰治の完結したものとしては最後の中編小説です。

この後にグッド・バイという短編を書いていますが、人間失格を書き上げた1ヶ月後に太宰治は入水自殺をしていて未完の状態だったので、人間失格は遺作と言われています。

 太宰治とはどんな人物?

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走れメロス」や「津軽」「お伽草紙」など第二次世界大戦前から戦後にかけて色々な小説を書きます。

 

私生活では何度も自殺未遂をしたり薬物中毒になったり、妻や子供がいながら女関係が激しくて、愛人を色々作ったりと凄かったみたいです。

太宰治のベストセラーになった小説「斜陽」は没落する華族の女性を描いた小説ですが、このモデルも愛人の1人だと言われています。

今回の映画はそんな太宰治人間失格を書き上げるまでの様々なストーリーを描いています。

映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」

今回この作品を観て、まず1番に凄いと思ったのは出演者たちの演技力。

主演の小栗旬さんもさることながら脇を固める沢尻エリカさん、二階堂ふみさん、宮沢りえさん、成田凌さん、藤原竜也さんなど俳優陣の演技がとにかく上手い!

表情やしぐさ、その人が出す雰囲気。

すごい。。。

フィクションが本当にそこであるかのように、実際のように感じられます。

 

ちょっとネタバレになっちゃうかもしれませんが、

小栗旬さんの咳とか本物ですやん!!!!!笑

 

後、個人的には藤原竜也さんが大好きで数々映画やドラマを観てきましたが

今ままでとは違う演技というか、今までとは別の角度の藤原竜也さんが観れた感じ。

 

2番目は監督の蜷川実花さんの世界観が見事にマッチしてる。

蜷川実花さんのあの独特の色彩がこの映画の世界観をさらに広げています。

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この映画の以前に監督をしている「さくらん」ヘルタースケルター」「Diner」も蜷川実花ワールドが炸裂!

 個人的にはDinerにフラワーアートで東信さんが参加していたのがびっくり。

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この人の作品好きなんです。

 

3番目はカメラワーク。

あまり映像では観られないくらいのアップが多い作品。ただ、アップで撮ることによって細かな表情の違いからその人の心情や背景などをうまく映し出している気がする。

ただ、それを演じる俳優陣たちがまた凄いですね。

 

蜷川実花監督ならではの色彩美と豪華俳優陣、そして絶妙なカメラアングル。

そんな色々な凄さが詰まった人間失格

 最初は、小説の人間失格の話かな?と思いましたが、その時の太宰治が3人の女性とのストーリーを描かれた作品でした。

 

以前、生田斗真さんが主演の人間失格

こちらも観たくなりました。

 

こちらは、小説の人間失格を原作にしているので、2度楽しめそうですね。